【カウンセリング・レポート】≪モニターC様≫自分は愛されない

アラフィフ、アラ還、御用達
「100人に好かれたかったアナタが自分を取り戻す」
明石の勇気づけカウンセラー マチコです。

こんにちは。お元気ですか。

モニターカウンセリング実施中でして、ご本人の許可を得て、そのカウンセリング内容を掲載させていただきます。

モニターCさま

東ヨーロッパのある国で日本人教師をされているCさまからのお悩み相談です。

40代独身の女性。
お悩みはこんな感じでした。

https://double-rainbow.net/wp-content/uploads/2023/03/avatar001-300x300.png

「どうせ私は愛されない、自分には価値がない、だから一人で生きていくしかない」。
「仕事を頑張ること、何があってもガマンすること、耐え忍ぶこと」。

ハードモードを選んでしまう心のクセに限界を感じています。頑張り教を脱会したいです。
それも自分の無価値感が選ばせている(引き寄せている)現実であろうことも気づいています。

「耐えること」で自分に価値を与えている、と同時に、自分を罰しているような感じでしょうか。

このような心の状態を脱するには、どのような行動が必要でしょうか。

事前アンケートを拝見し、丁寧な文章と読み手が分かりやすいようきれいに組立てられた構成、選ばれたフォントで、誠実なお人柄が見えます。

実際Zoomでお会いしたCさんも、とにかく聡明で、気配り上手な笑顔の愛らしいユーモアあふれる女性でした。

まずは、日本を飛び出して、遠く離れたヨーロッパを選ばれた経緯と、日々の暮らしについてをおうかがい。
ヨーロッパの中でも、あまり娯楽の多くない田舎の町にお住まいで、中国人だと思われ、刺さるような視線をあびる日々。
マナーの悪さやごみの多さなどはあるものの、そこで現地の方と折り合いをつけて、うまく暮らしていかれるCさんは、すごい度胸と豊かな才能をお持ちなエネルギー溢れる女性だと感じました。

そんな自由奔放なイメージのCさんが常日頃感じておられるモヤモヤ。

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  • ママを第一優先する現地人彼氏との間に生まれる孤独感。
  • 子どもの頃から、両親の不仲に挟まれ、頑張る母を助けようと試みながらも背を向けたりもした罪悪感。
  • 自分さえいなければ、母は楽になれたのでは、という無価値観。
  • 結婚や家庭はつらいものだ、という潜在意識からか、なかなかパートナーに巡り合えなかった寂しさ。

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そんな心のうちを感じました。
そして、心理学をじっくり学んでおられることで、すべての原因が家族にあることも理解されていました。

たくさんの自己開示をいただき、ずっとしんどかったんだな、頑張って人の気持ちを優先されて生きてこられたんだな、だからこそ、つらいことを話しながらも笑顔なんだな、と分かりました。

どうせ私は愛されないという観念は、幼少期の家族関係から来ていると思われますが、その思いを証明するかのように「愛してくれない彼」と出会い続けることがあります。
「愛してくれる彼」と巡り合えたとしても魅力を感じることができないわけで。

なので、まずは自己否定を癒すこと、が最優先課題になるようです。

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彼にママを優先してほっておかれてしまう状況を造り出すのは、あまりにCさんが自立されているからかと。
「君は強いから大丈夫だよね」という言葉に、そんなことないねん!かわいい女子やで!と言いたくなりますよね。

エネルギーが強いがゆえに、それだけ過酷な人生だったとしたら分厚い鎧を身につけて、自分を守って生きてこられたのでしょう。
「仕事を頑張ること、何があってもガマンすること、耐え忍ぶこと」という生き方がそれを物語っています。

また、お話の組み立て方や話しぶりからも、思考優位で男性性強し!なイメージを受けました。

そんな鎧を身にまとっての交流では、本当のCさんを理解してくれる人は少なかったのではないでしょうか。
そうなると、何だって一人でできちゃう強さはあるものの、自分をさらけ出す親密感は遠くなりますね。

子どもの頃からの鎧だとすれば、大人になり切れていない幼いCさんがいる、とも考えられます。

そういうCさんには、ただただ感情を受け入れていくという方法で女性性を開いて行かれることをお勧めしました。
思考や理性ではなく、感情や感覚という部分で。

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後は、やっぱりライフワークでしょうか。
ライフワークを充実させることがパートナーシップにもいい影響を与えることにつながります。

そもそも、外国で日本人教師をすることを選択されている段階で、すでに素敵なライフワークをお持ちです。
しかも、お話の中で、ファッションにご興味があり、「この人ならこんな服を身につければ輝くだろうと見抜ける」センスをお持ちでした。
さらに、ワクワクできること、もっと輝けることを見つけられて、邁進されることプラスその自分を認め一番大切に扱うことで、パートナーからの愛も受け取れるマインドになられるのではないでしょうか。

『ライフワーク(天職)と真実のパートナーは同時にやってくる』という心理学の格言がありまして・・・

「ライフワークに出会うにはどうしたらいいですか?」という質問と「真実のパートナーに出会うにはどうしたらいいですか?」という質問は同じことのようで。
真実の自分を生きる、と決めた瞬間にライフワークが見えてきます。そして、真実のパートナーと出会うといいます。

私もそう。本当の自分として生きよう!と思えた時に、ライフワークが見つかりました。笑
真実のパートナーはどうなんだ?ですけど。

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「今、目の前にあるものを楽しんでやってね!
自分がワクワクすること、好きやなーと感じられることをやってね!
自分が本当の自分でいられる時間を大事にしてね!」

もうこれに尽きるようです。

本当はエネルギーにあふれた気配り上手の素敵なCさん、これからの人生が楽しくてワクワクでありますよう心から願っております。

Cさんから頂きましたご感想です

●マチコさんの等身大のお姿と関西弁により、こちらも構えることなく話すことができました。
冷静に自分を見つめながらカウンセリングを受けられたため、(良くも悪くも)男性性が強く、思考優位で生きてきたことも改めて感じました。男性性と思考力を強固なものにすることで、人生の舵取りをしてきたんだなぁと、自分を労う気持ちでいっぱいです。
●また違った内容で、マチコさんとお話ができればと思いました。
●口論が絶えない家族に対して逃げていたのではないだろうか、仲介役として立ち回るべきでなかったのか、という気持ちが今まで拭えませんでした。しかし、マチコさんより「引き受けなくてよかった、引き受けていたら人生がシンドくなっていたよ」と言われ、過去への見方が大きく変わりました。
心が軽くなり「親たちは、あれはあれで幸せであった、仲がよかったらしい」、それが肚に落ちました。
●感情を押さえてしまう自分を窮屈に感じることもありましたが、マチコさんに「理性の人」と言われ、それも長所だと思い直すことができました。

Cさん、本当にありがとうございました!!

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