アラフィフ、アラ還、御用達
「100人に好かれたかったアナタが自分を取り戻す」
明石の勇気づけカウンセラー マチコです。
こんにちは。お元気ですか。
次男が悩んでいた。
会社の人間関係に苦労していて、うまくいかないようで。。。
もともと繊細過ぎるところがあって、しんどいだろうな~と思って見ていた。
ある日、上司を交えて、もめている当事者同士で話し合いがあったらしい。
上司は中立の位置に立つので、どちらに着くわけでもなく、ただそれぞれの意見を聞き取りして
謝るところは謝ろう、というスタンスだったらしい。
帰ってきた次男は不服そうな雰囲気を漂わせていたものの、もうどうにもならないと半ば諦めていた。
「ちょっと話聴いて~」ということで、次男の話すことを遮らずに全てを聴いた。
ちょっとした出来事から、その同僚の機嫌が悪くツンケンしてきて仕事がうまく回らないし、振り回されて疲れ果てる、とのこと。
次男にも反省すべき点はあって、そこは丁寧に謝ったらしい。
「同僚に振り回される」ということは「同僚に依存してる」と言い換えることもできるわけで。
「相手が主、自分が従」になって「後手」に回ると、自分の行動って相手の行動によって決まるしね。
まさしく「他人軸」。出た~~!
自分の行動が相手次第になってしまって主体的に行動できないのはけっこう辛い。
「あいつにめちゃくちゃ振り回されて嫌だー!」というのは同僚のせいでその感情を感じたようで、じつは次男の問題。
同僚の言動に振り回されているんじゃなくて、自分の中から出てくる怒りとか悔しさとか、いやーな感情に振り回されていたってことやねー。
そのいやーな感情は、しっかり受け止めてもらえず、その同僚のせいにしたり、流したり、見ない振りしたりでごまかそうとしたら・・・・
「いやな感情を感じないようにした自分VS湧き出るいやな感情」という戦いが始まり疲れはてたわけで。
そして、その嫌な感情を「ヤツのせいにして、ヤツに何とかしてもらおうとする」というところで「依存」が出て、どんどん苦しくなって、相手にどんどんムカついてくるし、振り回されているように感じちゃうようです。依存!むずかしい!
自分の感情を他の誰かに何とかしてもらうなんてのはなかなか無理があって。
「自分の感情に責任を持つ」という言葉はもっもだな~と思う。
※
そして、相手の行いの気になる点は、実は自分も持っていて。
それを投影するから、相手はいつまでも機嫌が悪い。
次男は背が高くて色が白くてガリガリだけど、「そんなあんたに、「この真っ黒なおでぶ!ちび!」って言われたらどう思う?」と
聞いたら、「は?誰の事やねん?」って思って腹も立たない、との返事。
結局、言われて傷つくこと、はらわた煮えくりかえること、って自分の中で認めちゃってることなんだな~。
そういう話をしたあとに、次男が真顔で、
「おかんが今学んでることが腹に落ちたわ。
店長と話したよりも、ものすごい浄化された。ありがとう!
人のためになる仕事やで、それ。がんばりな!」って言われて驚いた。
こっちこそ、ありがとう!勇気もろたわー!がんばるわー。オカン。
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