第六話 『勢いも大事な時がある』|パニックRPG【次男Yの奮戦記】

こんにちは。お元気ですか。

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マチコ

アラフィフ、アラ還、御用達
でもアラサー、アラフォーもいらっしゃいませ
100人全員に好かれたかったアナタが本当の自分を取り戻す
そんな人生を送っていただきたい明石の心理カウンセラー
マチコです。

パニック障害は、一歩進んだり、少し後戻りしたり。
うちの次男も今まさに、パニックの真っただ中。思いがけず休職中です。
そんな次男が、悩める当事者の方のお役にたちたい!とパニック奮戦記を綴っていく気持ちになった模様です。
今後、ちょこちょこ記事が上がっていくと思いますので、親御さんに限らず共感いただけそうでしたら、どうぞご覧くださいませ。
ここから先は、次男が担当いたします。

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次男Y

みなさま! こんにちは!
現在進行形でパニック症に悩まされております『次男Y』と申します!

【前回までのあらすじ】
パニック発作によって東京に行けなくなってしまったため、必死で勝ち取った内定を辞退することになったんですが、、、。
>> 第5話 『仕事をしないといけない世界』 |パニックRPG【次男Yの奮戦記】

※注釈
なぜか今回の話は関西弁口調が多いです。笑
正直にその時の感覚をお伝えします。

まず、悔しい

なんで悔しく感じたのか。

それは名前が惜しかったんです。
有名企業の名前を諦めないと行けなかった、ただそれだけといえばそれだけなんですよね。
他人から見れば大したことないやんと 思う方もおられるかもしれませんよね。?

就活の時に、こんなことがしてみたいです。
御社に入社すればここに憧れてあんなところに行きたくて、こんなことをしたいです。
将来はこーなりたいです。

今思うと将来の展望なんて、入社もしてないのにわかるんかよっておもっちゃうぐらい皮肉れ者になってしまいました、、、、。笑

ただ、就活で有名企業に入社して華々しい人生を送るというイメージを掴むために必死になっていたこと。
間違いなく自分のステータスになること。
これは間違いなかったんです。
やりたい仕事かやりたくない仕事は別としてそのステータスを諦め、ここからどうしようかなーって悩んでたわけですが、、、。

初めは、週5で8時間なんて働かれへん。ってすごい思ってました。

当時の私はかなり痩せこけ、ろくに運動もできないレベルで、パニックの発作も強くなっていたので、急に正社員(正社員じゃないと嫌という、なぜか曲げたくない条件をもってました。笑)
しかもパニックというハンディーキャップを背負ってだなんて『絶対無理』だとおもってました、、。

初めは元々学生時代に働いていたアルバイト先で週に1、2回を2時間とかで 慣らしをさせてもらってました。
その程度しかできなかったんです。今では感謝しかないですよね。
長い間焼肉屋にいたんですけど、当時の店長からしたら、人件費の無駄遣いなわけですよ。笑

本音って・・・

ある日 占い師のところに行きました。(嘘です)本当は心理カウンセリングのようなものです。

占い師『本当にやりたいことはなんなの?』
次男Y『好きなものに携わりたい。』
占い師『それがあなたの本音なんです!!!』
次男Y『ハッ!!!』

とその時初めてカミングアウトしました。

会社の肩書きや、福利厚生や給料などを無視して本当にやりたいことはなんですか? という問いに初めて本心をぶつけてみたんです。
私の場合は『車や服飾』でした。いわゆる販売業ですよね、販売業に携わりたい。
好きなものを人に売りたいんだと伝えました。

結局、それが『本音』であり、社会との自分の感覚の『ズレ』なんだなって 感じたんです。
もちろん給料もよくありません。
それは求人を見た時にわかってました。

でもやりたいことならできるんじゃない??
よっしゃ!!!!!!!!! やろ!!!!! とりあえずやってみよ!!!!

まるで人が変わったかのように意識が変わりました。
失うものが何もない。ってなんでもチャレンジできるんですね。

そのように思った私は 急に、就職活動を始めました。

急に← そして、すぐに決まったんです。

ファッション関係の販売職に勤めます。

販売職なんて、店頭に立ち、人混みに揉まれ、忙しい中の仕事ですよね。
そんなことを、イメージせずすぐに飛び込みました。
なぜかその時だけは、『勢い』がものすごく強くやってしまえの精神が強かったのですが、その原動力は『働いていないことを自覚したり』『周りの目を気にしたから』です。
当時はその『勢い』が良かったんです。

そんなこんなで、 自分ですぐに車をローンで組み、車で通勤をし、初出勤を迎えます!!
これも『勢い』でした。
ローン組むだなんて・・・

ではここでセーブします!

時には勢いも大事だったということをこの回ではお伝えしたかったです。

次回は、初の社会人に待ち受けていた壁をおつたえします!

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