こんにちは。お元気ですか。
アラフィフ、アラ還、御用達
でもアラサー、アラフォーもいらっしゃいませ
100人全員に好かれたかったアナタが本当の自分を取り戻す
そんな人生を送っていただきたい明石の心理カウンセラー
マチコです。
再び、次男のパニック経験談。そろそろネタもつきました。最後かな。
パニック記事はこちら>>
https://double-rainbow.net/2023/09/16/2023-0916/
前回の記事の勝手にやってうまくいかなかった曝露療法を経て、結局のところ車通勤がOKになり、「よっしゃ、電車さえ乗れなくて済むならいける!」とほっと胸をなでおろしたのもつかの間。
大阪というテリトリー外での仕事は意外と厳しかったのでした。(どうやらテリトリー=陣地にこだわるようです)
初出勤の前に、車はどこに止めるのか、いくらかかるのか、昼休憩はどうするのか、などの心の準備をするべく、何回か一緒に大阪まで行ってみました。
パニックは電車に乗れなくなるだけでなく、車に乗っていても、高速道路だと閉鎖感があって逃げ出せなくなる恐怖との闘いになるようです。
特に、渋滞に巻き込まれると「あかん終わったw」と思うようで、手汗、めまい、頭痛、死ぬかもしれないという恐怖に見舞われることもあるみたい。
私の場合は、トンネルに入ると途端にソワソワが始まり、目線が定まらなくて怖いので、パニック発作ってそういうのの最上級なんだろうな、と察することができます。
そりゃいやだよね。
大阪って、駐車料金は恐ろしく高い。東京は知らんけど。。
あれこれ、安いところを探してみて・・・、職場から近くて、何かあったら戻れることが第一優先。テリトリー化させたいって事です。
結局、某電機量販店に置くことにしたものの、平日は最大料金で1600円。土日になると2500円。どひゃーーーーーーー!って感じです。
初出勤の日は、やっぱり不安で、私も会社を休んで車に便乗していくことにしました。
交通状況が読めないので、出勤の2時間前に家を出ることにし、緊張で食事がのどを通らないので、せめて一口でも飲んでいけたら・・・と願いながらリンゴと人参のジュースを作って出しました。
案の定、渋滞していて、ギリ!!という感じになり、そういう余裕のなさもパニックを引き起こす原因の一つだな、と思います。
途中で、吐き気がしたので、コンビニの駐車場で10分横になる・・・という想定内のことも起こり、(それ、想定内ってのもどうなん・・・)結果、無事に大阪に到着。
職場の入り口まで見送りました。
それこそいわゆる癒着ってやつです。信じ切れてないのだな。
初日のイベントでしんどさを感じる間もなく‥と言えばいい感じのようだけど、翌日もイケるの?の世界。
電車なら39分の大阪だけど、車で2時間。行きと帰りで長旅です。
そして発覚したのが、昼休憩の1時間で車に戻り、テリトリーを感じることで安心することができ、また午後からの勤務を続けることができる、という小さな積み重ねがあれば・・・と。
その時に、家族が待っていてくれると思えることで、安心感が増すらしい。
思っていた以上に、大阪までの通勤の難しさを感じ、その日から、夫婦で送り迎え作戦を始めました。
この時のためのように、素晴らしいタイミングで夫は専業主夫でしたので、時間はたくさんあります。お父さんナイス!
朝は、夫が一緒に車に乗っていき、昼休憩まで待機。
何かあったら、連れて帰るので安心して仕事してきな!と送り出し、いつでも帰れる!というマインドにさせるため。
昼休憩に顔を見たら、夫は帰ります。
後半は、私。
6時に明石の会社を出て、電車で大阪に行き、次男の退勤まで車で待つ。
帰りの運転は、交代で。
土日は私が朝から乗って、晩まで大阪に滞在。
「梅田ってどこのこと?」と思っていたけど、おかげで大阪が詳しくなりました。
次男の気持ちはおいといて、けっこう楽しかった。嫌々やらないことが大事かもー!
阪神百貨店はパン屋さんが充実!イーレに素敵なTSUTAYAあり!などのリアル情報も蓄積していきましたよ。
夫は、大阪城に行ってみたり、心斎橋に行ったりしていた模様です。
仕事終わりが夜10時を回ることも多く、そんな日は、急遽一緒にホテルに泊まり、私は朝電車で帰るという日も何日か。
こんな毎日を2か月やって、結局はもっとしんどくなり、お隣の町塚本に安マンションを借りることになりました。
次男が働いている間に地下鉄に乗って不動産屋さんを周り、内観もして決めるという・・・自分の中に今迄では考えられないようなパワーもあることが分かり、自己肯定感が爆上がりしたのは言うまでもありません。
その2か月の間、友人たちが陣中見舞いに大阪にランチしに来てくれたり、暇な時間を電話で相手してくれたり、しんどかっただけではなかった。
以外に夫って優しいやん、と思えて心強かった。親なんだからやれることはやってやれ、と背中を押してくれた上司。なんとかならないかと、あれこれ栄養面で考えてくれたり、一緒に電車に乗ってくれた先輩。一緒に泣いてくれた父親。。。。
人の心の温かさも感じた毎日にでした。
どんな状況であっても、何かしら、前を向ける気づきや得るものはあるものです。
この後、塚本のマンションもだんだん一人で過ごすことがしんどかったり、もう辞めるしかないのか・・・という事態にもなっていきましたが、神戸に転勤するというなんともありがたい展開が待っていて、三分の一時間で通勤する毎日が始まりました。
これは、本人の踏ん張りはもちろんのこと、次男の職場の温かさ、上司の温情ある配慮のおかげでした。
頑張っていれば、なんとかなるもんやな!という事の証明です。
あの2か月はしんどかったけど、今となっては思い出。
人は成長していくもので、少しづつでも階段を上りますね。
一段とばしで登れなくも、一歩進んで2歩下がることもあるかもだけど、必ず前に進めます。
あの2か月から2年がたって、正社員にもなれました。
未だに、しんどい日も多く、半泣きで返ってくる日もあるし、めまいで行けない日もあります。
でも、やっぱり、好きな道で生きていきたいという本人のビジョンは、なんとかして家族で守りたいと思うのです。
もっとしんどい方も多いと思います。次男はまだまだ軽いほう。
そんなしんどい毎日をお過ごしの皆さんですが、たまには、ご自分のことも大切に想ってあげてくださいね。
ゆるくお話ししましょう。
いつでもお待ちしています。
個人セッションはこちらから募集しています。
支える側の人たちが罪悪感満載だったり、笑顔を失っていたり、大変だ、辛いと嘆いていることで、本人はさらにふがいなく申し訳ない気持ちが芽生えます。
心を軽くして、現実を受け入れ、大切なご家族と笑顔で向き合っていけますように★
いつでもお待ちしています^^
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