回復する人・しない人の違いとは?家族として見えてきたこと

こんにちは。アラフィフの味方!マチコです。

突然、レポート提出的な書き方でスンマセン。
先週、大学のスクーリングで「ソーシャルワークの基盤」という授業を受けて感化されたので、思いついたことをまとめてみるよ~。

精神的な不調から回復する人と、なかなか回復できない人。
その違いはどこにあるのでしょうか。

私は、次男のパニック症状からの回復を、家族として間近で見てきました。
最初は、「努力すれば何とかなる」と思っていて・・・。
でも現実は、そんなに単純ではありませんでした。

当時、次男は大阪まで通勤していました。
朝は定年したばかりの夫が車で送り、私は仕事を終えてから迎えに行く。
ヨドバシの地下駐車場で待機し、つらくなれば戻れるようにする。
そんな毎日を、何ヶ月続けていました。

今から思うと、あの頃は私も必死。
「このまま社会から孤立したらどうしよう」
その不安ばかりが先に立ち、回復を急いでいたと思います。

そんな経験の中で、回復にはいくつか共通する要素があるのではないかと感じるようになりました。
今回は、家族として見えてきたことを書いてみたいと思います。

1.未来の自分を思い描けるかどうか

次男は、どんなに苦しい時でも「働く自分」を手放しませんでした。

社会の中で役に立っている自分。
収入を得て、好きなブランドを身につけている自分。
(ブランド志向~)

今思えば、この未来のイメージが回復を支えていたのだと思います。
人は未来が見えなくなると動けなくなる。
逆に、希望があると前に進もうとする。

回復とは、症状が消えることではなく、「希望が戻ること」なのかもしれません。

2.成功体験があるかどうか

次男には、社会の中で役割を果たした経験がありました。
大学卒業後に自力で就職活動を行い、企業に採用され、リーダーとして働いた経験です。

この体験は、「自分はやれる」という感覚を支えていたように思います。
人は一度でも社会の中で役割を持つと、その記憶が力になるのですね。

だからこそ、小さな成功体験を積み重ねることが重要なのだと感じました。

3.ロールモデルの存在

次男にとって大きな存在は8歳年上の兄でした。
兄も一度精神的に落ち込んだ経験がありますが、根性論でそこから立ち直った男です。

「兄のように生きたい」
その思いが、次男の中にあったのだと思います。

人は、身近な人の姿から未来を学ぶのかもしれません。

4.家庭の空気とプレッシャー

私たち夫婦は「働きなさい」と言ったことはありません。
でも、家庭の中には自然と「前を向く」「努力する」という空気がありました。

ただ、その空気がプレッシャーになっていたことにも、後から気づきました。

私の一番の後悔

ある日、次男が別の人にこう話していたことを知りました。

「おかん、焦りすぎなんよね」

その言葉を聞いたとき、胸が締め付けられました。
私は、本人のためだと思って関わっていたのけど、本人にとってはプレッシャーになっていたのです。

孤立してほしくない。
社会につながっていてほしい。
その思いが強すぎて、私は“回復してほしい母”になってしまっていました。

支援とは、正しさを求めて突き進むのではなく、相手の苦しさを一緒に受け止めることなのだと、その時初めて気づいたのです。

5.一人ではないという安心感

何だってやる!と腹をくくって開始した通勤のサポートは大掛かりではありましたが、「つらくなったら戻れる」という安心感が、挑戦する力になっていたのだと思います。

「今日も行けた」と駐車場に戻ってくる日が増えていきました。

小さなガッツポーズ!

回復は、劇的な変化ではなく、こうした小さな積み重ねの中にあるのですね。

6.スケートの「りくりゅう」に学ぶ

ミラノ・コルティナ五輪で、ショートでミスをし、わんわん泣いていた「りくりゅう」ペア。
その時にコーチがかけた言葉「ミスを思い返すな。今は未来にだけ集中する必要がある」。

うまくいかなかったことを考えると、脳は「まだ危険だ」と勘違いして不安モードをONにするらしい。
しかし、「ミスのことは置いておく。未来に集中!」と決めた瞬間、脳は「失敗反省モード」から「目標達成モード」に切り替わる。

脳は、ゴールに関係ある情報だけを拾い始めるとのこと。
回復には、脳が見ている世界を変えることも大切ですね。

翌日、見事に金メダルを取った二人のスケーティングは、本当に感動的で勇気をもらいましたね。

まとめ

回復は、本人の努力だけではありません。
希望、成功体験、ロールモデル、家庭環境、安心できる関係。
これらが重なり合い、少しずつ前に進んでいくのだと思います。

そして私は今、「対話」の大切さを強く感じています。
本人の本音や希望を丁寧に聞き取ることが、回復の力になるのではないかと考えています。

次回は、
✔ 回復を早める「関わり方」
✔ 家族がやってしまいがちなNG対応
✔ 私が失敗したこと

について書いてみたいと思います。

 

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