価値観書き換えカウンセリング

こんにちは、お元気ですか。
アラフィフの味方！心理カウンセラーマチコです。

みなさんは心に傷を負ったら、その傷に絆創膏を貼ってしばらく待ちますか。
そのうち、なんとなく痛みが和らいで、何もなかったかのように落ち着いてくる・・・かもしれませんね。

いつものカウンセリング

通常カウンセリングは、まずはお悩みをうかがって、そのお悩みが起こる原因となる思考のクセや幼少期からお持ちの感情など気づた点をお伝えし、クライアントさんご自身にも気づきがあって、「あ、そうか、そういうマインドだとしんどいよね。こう思えると楽になるんだ！」と実感いただく流れで進んでいきます。

そういったご自身での気づきはものすごく大切で、結局のところ起こっている物事の見方を変えることで、人生が好転していくきっかけとなります。

ただ、1回のカウンセリングで人生がハッピーに変わるかと言われると少々難しく、何度も何度も繰り返し、ご自身の心の持ち方を変えていく働きかけが必要となります。

このスタイルが、心の傷に絆創膏を貼るイメージです。癒して徐々に元気を取り戻していくスタイルになりますね。

価値観書き換えカウンセリング

カウンセリングメニューの一つに「価値観書き換えカウンセリング」があります。

このカウンセリング手法は、心の傷にとりあえず絆創膏を貼って表面上何もなかったように対処するのではなく、手術して根本治療を施し、本来の自分に戻って心から幸せを感じられる状態に持って行く手法です。
そして、自分を深く知ることで自分だけの幸福度を上げるのではなく、自分を取り巻く周りとの関係が劇的に変わります。

周りの人たちを幸せにすることができるという事です。

一気に5時間程度かかりますが、その分一気に感情を手放していけますよ。2回に分けることも可能です。

たとえば、先日のクライアントRさんの価値感書き換えカウンセリング

まず【解決したら幸せになるであろうお悩み】を出していただきます。

1)仕事が忙しい（職場での理不尽さ）
2)パートナーとの関係がしんどい
3)母親の将来と関係性
4)自分の老後について
5)自分の将来の健康について

再度【解決したら幸せになるであろう具体的なお悩み】

1)職場の部下であるHさんのすべての動向・考え方が気に入らない
2)自分の愚痴を聞いては「お前のほうが悪い」とアドバイスしてくるパートナーにいら立つ
3)愛情を感じてこれなかった母親が、最近痴呆になり面倒をみていることに理不尽さを感じる
4)5)やりたいこともなく、この先どうなるんだろう、元気でいれるんだろうか？という漠然とした悩み

これらのお悩みの中で、一番解決したいお悩みを選び出し、（頭で選ぶのではなく、身体に聞くのですが）
「職場の部下であるHさんのすべての動向・考え方が気に入らない」ということに絞れました。

深掘り

このお悩みを何回も何回も深ぼっていきますと、「Hさんの女をアピールして助けてもらおうと甘え、周りの男もそれに応じること」にいら立っていることがわかり、なぜいら立つのかを深ぼると、「母の言いなりになってきた自分の軸がブレブレ。自分のスタイルを持つHさんが羨ましい」という見立てができてます。

そして最終的に出てくるのが自分の握りしめていた価値観とその対象者です。

『母の言いなりにならない自分は母から愛されない』でした。

「兄のように愛されるには、母の言いなりにならなくては」と思って生きてきたことに気づかれました。

感情リリース

その後、お母さんへのネガティブな感情をリリース。一気に吐き出して、手放していきます。

手放した後は、母のその当時の状況と価値観に思いをはせて理解します。

また、母が自分に愛を持ってやってくれたことを具体的に思い返し、母からの愛を受け取ります。

思い返せば、あんなことこんなこと、たくさんの愛をもらっていたんだ・・・・・と気づく時間です。

その後は母への手紙を書き、直接愛を伝えます。

人は必ずいつかは亡くなるものです

たいていの人は、大事な人が亡くなってからその人への愛をとてつもなく感じますが、それだともったいないと思うのです。

大事な人が元気なうちに、お互いの愛を受け取れたなら。。。限りあるその後の人生はより豊かになると思います。

たった一度の人生、後悔のないものにしていきましょ。

Rさんのご感想

いままで心理学を多少なりとも学んできて、身体は絆創膏だらけなのに、ずっと身体の芯が寒かった。
母問題をずっと抱えていたのに、ここまで分析できたことはなかった。
相談をした頃から、問題が表ざたになり、職場の人事異動などすべてが動き始めている。
職場も、母、兄問題でも、結果がでてきたり悟りのタイミングが来たと感じる。
背中を押してもらってありがたい。
ほんとにほんとに嬉しい！感謝しかない！

Rさん、本当にありがとうございました。

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